（株）日立製作所に王禅寺センタに係る新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた保安活動の運用変更を通知

　原子力規制委員会は、2020年5月8日付け「コロナ感染症防止を踏まえた保安活動の弾力的運用について」をもって、株式会社日立製作所王禅寺センタから申出のあった原子力施設の保安活動の運用変更については、原子炉施設が廃止措置期間中であって施設内に核燃料が無いこと及び当該施設で管理している廃棄体等の劣化が想定しづらいことから、巡視・測定について保安規定に定める週一回から月一回を目安とするセンタ長の定める頻度に変更されても、支障はないと認められることから、「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を踏まえた原子力規制検査等の運用について」（令和2年4月22日原子力規制委員会了承）及び「新型コロナ感染症対策に伴う原子力事業者の保安活動弾力化に係る運用の進め方」（令和2年4月24日原子力規制部長決定）を踏まえ、申出のとおり運用されることについて差し支えないと判断したので、通知しました。

　その後、令和2年6月4日付け「緊急事態宣言期間中の保安活動について」をもって、6月4日から通常運用に復帰するとの連絡を受けました。