古河機械金属（株）から放射性同位元素の所在不明について報告を受理

　原子力規制委員会は、本日（16日）、古河機械金属株式会社（以下「古河機械金属」という。）から放射性同位元素の所在不明について、放射性同位元素等の規制に関する法律第31条の2の規定に基づく法令報告事象に該当するとの報告を受けました。

1．古河機械金属からの報告内容

　本日（16日）、古河機械金属から、同社技術統括本部新材料開発部（茨城県つくば市）の密封線源（表示付認証機器、セシウム137）が所在不明となったことから、放射性同位元素等の規制に関する法律第31条の2の規定に基づく法令報告事象に該当するとの報告がありました。
　古河機械金属からの報告の概要は別紙のとおりです。

2．所在不明の放射性同位元素

　密封線源（セシウム137）1個（10メガベクレル）＜別添図参照＞

3．原子力規制委員会の対応

　本件に係る報告を受けて、古河機械金属に対し、当該密封線源の捜索を行うよう指示するとともに、今後、古河機械金属が行う原因究明及び再発防止策について確認していきます。
　なお、当該密封線源を発見された方は、直接触れずに、最寄りの警察署又は以下の電話番号に連絡ください。
・古河機械金属株式会社　経営企画部　広報・IR課　　　　　電話：03-3212-6570
・原子力規制庁　長官官房　総務課　事故対処室　　　　　　電話：03-5114-2121