原子力規制委員会
最終更新日:2023年5月26日

官庁訪問体験記

官庁訪問で原子力規制庁を訪れた先輩職員の体験記を紹介しています。
原子力規制庁へ官庁訪問をお考えの方は、ぜひご参考になさってください。
※このページは随時更新予定です。

紹介内容

  1. 官庁訪問での訪問先
  2. 官庁訪問に向けて行った情報収集方法
  3. 官庁訪問で印象に残っていること、心がけたこと
  4. 学生等へのアドバイス・メッセージ

紹介職員一覧

  • (1)総合職試験(院卒程度試験:数理科学・物理・地球科学) 原子力規制企画課配属
  • (2)一般職試験(大卒程度試験:物理) 地震・津波審査部門配属
  • (3)一般職試験(大卒程度試験:化学) 核燃料施設審査部門配属
  • (4)一般職試験(大卒程度試験:行政) 法令審査室配属
  • (5)一般職試験(高卒程度試験:技術) 専門検査部門配属
  • (6)一般職試験(高卒程度試験:事務) 人事課配属

(1)総合職試験(院卒程度試験:数理科学・物理・地球科学) 原子力規制企画課配属

  1. 原子力規制庁、文部科学省、環境省
  2.  3省庁共通   :省庁別の業務説明会への参加、新聞等での情報収集
    原子力規制庁:インターンシップへの参加、原子力規制庁でのオンライン個別相談会の利用
     文部科学省  :自分が特に興味を持つ施策についての情報収集及び課題の整理
  3. 「数多くの面接を通して自分が何を学んだか、これまでの自分の考えや印象はどのように変化しているか」を言語化できるようにすることが大事だと思います。特に一部の省庁ではエントリーシートで小論文の提出を求められますが、官庁訪問を通じてその小論文をどのようにブラッシュアップできるかを、面接を通して注視していると感じられました。
     面接官との会話だけでなく、待機室等での就活生同士の情報交換も大事だと感じました。他省庁の動きがわかるだけでなく、周りとの会話を通じて自分のモチベーションアップにも繋げることができました。
     心掛けたことは、面接中のやりとりで背伸びをしすぎないことです。相手に真摯に、自分にも正直に、自分で考えた言葉を伝えるよう心掛けました。この姿勢は、最終的にどの省庁に行きたいかを選ぶ際にも役立ったと感じています。
  4. お伝えしたい言葉はたくさんありますが、声を一番大にしたいことは、元気で健康に過ごすことです。筆記試験及び面接試験対策から官庁訪問まで、国家公務員の内定を勝ち取るまでの就職活動は長期戦です。研究活動や卒業論文等との両立も必要な中で、元気で健康でいてこそ、試験にも面接にも全力で臨むことができます。皆さんが悔いのない就職活動を終え、納得のいく内定先を勝ち取ることを心からお祈りしています。

(2)一般職試験(大卒程度試験:物理) 地震・津波審査部門配属

  1. 原子力規制庁、内閣官房内閣情報調査室内閣衛星情報センター
  2. 官庁訪問の情報は主に、合同説明会、Webサイト及び各省庁が実施する説明会から収集しました。特に官庁訪問の日程については、申込開始後すぐに予約が埋まる省庁もあるため、更新がされているか確認をとるようにしていました。
  3. オンラインでのWeb面接だったため、はっきりとした口調で話すことを心がけました。
  4. 積極的に、志望省庁のインターンシップや説明会に参加し、その省庁の雰囲気を少しでも把握しておくことをおすすめします。官庁訪問もそうですが、筆記試験、面接も気を抜くことなく対策し、内定を得られることをお祈りいたします。

(3)一般職試験(大卒程度試験:化学) 核燃料施設審査部門配属

  1. 経済産業省、原子力規制庁
  2. 大学主催の説明会、人事院主催の1次試験合格者対象合同説明会、省庁主催の説明会に参加しました。また、省庁のホームページを見たり、省庁から出されている白書を読んだりしてどういったことを所管しているのか調べました。新聞記事やニュースを見て希望省庁に最近どういう動きがあったかを追ったりもしていました。
  3. 官庁訪問では、案内の方が親身になって話を聞いてくださったこと、また面接官の方々が質問に対して詳しく丁寧に説明してくださったことが印象に残っています。面接では、自信を持って自分の考えや思いを出し切ることを心がけました。
  4. 官庁訪問対策では、自分がやりたいこと、その省庁で働く未来をしっかり想像することが大事だと思います。そのためには、希望する官庁の所掌業務に関する知識・情報を集め理解しておくことが大切です。実際に省庁の方から話を聞き質問することができる説明会やインターンシップは対策をする上で非常に参考になると思うので、積極的に参加することをおすすめします。努力は実ります。最後まで諦めず頑張ってください!

(4)一般職試験(大卒程度試験:行政) 法令審査室配属

  1. 原子力規制庁のみ
  2. 官庁訪問の情報は、人事院主催の合同説明会や規制庁が独自に行っていた説明会に参加して情報を集めました。規制庁が独自で行っているオンライン個別説明会にも申込み、職員の方に官庁訪問での不安な点等も含め色々と相談に乗っていただきました。
    また、インターンシップに参加した際に、若手職員の方と話す機会を多くいただき、そこで得た経験も面接に生かせたと思います。
  3. どんな質問でもごまかさずに受け答えするよう心がけていました。わからないことはわからないと伝えて、逆に学びの機会ととらえ質問をしてみるなどして、中途半端な回答はしないようにしました。もちろん規制庁や規制庁に関する社会情勢について情報収集しておくことは大事ですが、詰め込んだ知識を披露する場ではないので、肩肘張らずに臨むことが大切だと思います。
  4. 面接カードに書いたことの掘り下げを想定して、事前にある程度回答の方向性を考えておく程度であれば、心の準備にも繋がっておすすめです。回答を固めすぎずに伝えたいトピックを整理しておくと、面接へのハードルが下がってリラックスできます。
    自分がこれまで積み上げてきたものを存分に発揮できるように、体調には気をつけて頑張ってください。

(5)一般職試験(高卒程度試験:技術) 専門検査部門配属

  1. 原子力規制庁、防衛省地方防衛局
  2. 官庁訪問に向け、原子力規制庁のホームページや人事院のホームページ等、主にインターネットを使用して情報収集をしたほか、原子力規制庁のオンライン業務説明会に参加し、直接業務内容などを確認しました。
  3. 原子力規制庁を希望する理由や入庁後どのような形で原子力規制に関わっていきたいのかを面接の際にしっかり伝えられるよう心がけました。
  4. 官庁訪問では、訪問先の省庁の志望理由や自分の考えをしっかり伝えることが大事だと思います。そのため、積極的に説明会やインターンシップ等に参加し、情報は集められるだけ集めた方が良いと思います。

(6)一般職試験(高卒程度試験:事務) 人事課配属

  1. 原子力規制庁、国土交通省、東京税関
  2. 各省庁のホームページ
  3. 官庁訪問前は「原子力規制庁」という名前から堅い印象を持っていましたが、実際に職員の方と面接してみると皆さんフランクでとても話しやすかったことが印象に残っています。
    面接では、原稿を暗記するのではなく、話したいポイントのみ考えておいて、なるべく自分の言葉で話すようにしました。面接という場ではありましたが、なにか特別なことを意識するのではなく、普段どおりの自分で元気に相手と会話することを心がけました。
  4. ホームページやパンフレット、説明会、インターンシップなど、省庁を知るツールはたくさんあるので活用してみるとよいと思います。公務員試験の勉強から官庁訪問まで大変だと思いますが、体調に気をつけながら頑張ってください。就職活動を通して皆さんの選択肢が広がり、希望する進路に進めることをお祈りしています。
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