厳しい安全規制が課せられる核燃料物質の種類と数量
原子炉等規制法施行令第41条に定める核燃料物質(下記参照)を使用する場合、あらかじめ核燃料物質の使用施設等の工事・溶接について原子力規制委員会が行う検査に合格すること、保安規定を定め、使用開始前に原子力規制委員会の認可を受けることを義務付けるなど、厳しい安全規制を実施しております。
核燃料物質の種類と数量
核燃料物質の種類と数量(1)
プルトニウム
プルトニウム量: 1g以上
密閉されたものの場合
プルトニウム量: 450g以上
プルトニウム化合物
プルトニウム量: 1g以上
密閉されたものの場合
プルトニウム量: 450g以上
プルトニウム、プルトニウム化合物を含む物質
プルトニウム量: 1g以上
密閉されたものの場合
プルトニウム量: 450g以上
核燃料物質の種類と数量(2)
3.7テラベクレル以上の使用済燃料
数量にかかわらず
核燃料物質の種類と数量(3)
ウラン233
ウラン233量: 500g以上
ウラン233化合物
ウラン233、ウラン233化合物を含む物質
核燃料物質の種類と数量(4)
ウラン235のウラン235及びウラン238に対する比率が天然の比率を超え、100分の5に達しないもの
ウラン235量: 1,200g
上記ウランの化合物
核燃料物質の種類と数量(5)
ウラン235のウラン235及びウラン238に対する比率が100分の5以上のもの
ウラン235量: 700g
上記ウランの化合物
核燃料物質の種類と数量(6)
六フッ化ウラン
ウラン量: 1トン以上
核燃料物質の種類と数量(7)
(3)~(6)の他、ウラン及びその化合物の1または2以上を含む液体状の物質
ウラン量: 3トン以上