計量管理とは

原子炉等規制法では、日・IAEA保障措置協定や二国間原子力協力協定といった国際約束に基づく保障措置の適用を受ける核物質や設備・資材を、国際規制物資【※1】として規制しています。

原子力事業者は、原子炉等規制法に基づき、施設で核物質を取扱う場所を定め、その区域で一定期間に搬入・搬出される核物質の増減、そして現在の核物質の在庫の量を厳密・正確に管理し、原子力規制委員会に報告しています。この報告は、いわば厳密な家計簿のようなもので、核物質の在庫量の管理は計量管理と呼ばれています。国は、事業者から受け取った計量管理報告書を取りまとめ(国の委託により、原子炉等規制法に基づく指定情報処理機関【※2】が報告内容の整理・解析を実施)、IAEAに提出しています。

事業所からの計量管理報告の一例

在庫変動報告(ICR)

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