原子力規制委員会
掲載日:2018年9月6日
東京電力ホールディングス(株)から柏崎刈羽原子力発電所1号機非常用ディーゼル発電機(B)過給機軸固着について報告を受理
原子力規制委員会は、平成30年9月6日、東京電力ホールディングス株式会社(以下「東京電力」という。)より、柏崎刈羽原子力発電所1号機非常用ディーゼル発電機(以下「非常用D/G」という。)(B)の過給機軸固着について、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づく報告を受けました。
1.東京電力からの報告内容
本日(9月6日)、定期検査停止中の柏崎刈羽原子力発電所1号機において、非常用D/G(B)の過給機に軸固着が確認され、工場への持ち出し調査が必要で速やかな復旧が難しいことから、当該非常用D/Gに要求される安全機能を有していないと認められるとして、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3の規定に基づき報告を受けました。
東京電力から受けた報告の概要は別紙のとおりです。
2.原子力規制委員会の対応
本件に係る報告を受けて、現地駐在の原子力運転検査官が現場確認を行い、非常用D/G(B)について過給機以外に異常は認められないこと、環境への放射能の影響がないことを確認しております。また、当該非常用D/G(B)以外の2台(A系、HPCS系)が待機状態で動作可能であり、保安規定で要求される運転上の制限を満足していることを確認しています。
今後、東京電力が行う原因究明及び再発防止策について、厳格に確認していきます。
お問い合わせ先
原子力規制庁
長官官房 総務課 事故対処室
長官官房 総務課 事故対処室
室長:村田 真一
担当:林田
電話(直通):03-5114-2121
担当:林田
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