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九州電力(株)から川内原子力発電所1号機及び2号機における運転上の制限の逸脱に係る報告を受領

平成29年04月06日
原子力規制委員会

 原子力規制委員会は、平成29年4月2日及び4日に九州電力株式会社(以下「九州電力」という。)から、実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則第87条第9号の規定に基づき、川内原子力発電所1号機及び2号機の運転上の制限(注1)の逸脱及び復帰について、下記のとおり報告を受けました。

1.九州電力からの報告内容

 定格熱出力一定運転中(運転モード(注2))の川内原子力発電所1号機及び2号機(以下「1,2号機」という。)において、川内火力発電所構内で実施した遮断器の開放により、平成29年4月2日16時24分、人吉変電所から川内火力発電所を経由する外部電源1回線(新鹿児島1号線)が、経路として使用できなくなったことが確認されました。
 川内原子力発電所の保安規定では、運転上の制限として、原子炉格納容器内に燃料がある場合及び使用済燃料ピットに燃料体を貯蔵している期間においては、外部電源のうち、1回線以上は他の回線に対して独立していることが要求されており、これを満足できない状態であることが確認されたことから、九州電力は同時刻に、運転上の制限の逸脱を宣言しました。
 その後、九州電力は、この人吉変電所からの外部電源1回線は新鹿児島変電所を経由することにより受電し、使用できることを確認したことから、運転上の制限を逸脱していないと判断し、同日19時45分に運転上の制限の逸脱を取り消しました。しかし、この人吉変電所から新鹿児島変電所を経由し受電する経路は、これまでの許認可において確認された経路でないことから、4月4日1時34分に再度、4月2日16時24分から、新鹿児島1号線が正常に機能する状態に復旧した同日21時12分の間は、運転上の制限を逸脱している状態であったとして報告がありました。
 この間、1,2号機の原子炉は正常に冷却されており、施設の状態に影響はありませんでした。また、本事象による外部への放射性物質による影響はありません。

2.原子力規制委員会の対応

 本件に係る報告を受けて、現地駐在の原子力保安検査官が4月2日から4日にかけて立入検査を行い、九州電力が川内原子力発電所の保安規定に従い、必要な措置を適切に実施したことを確認しました。 今後、原子力規制委員会は、九州電力が行う是正処置等について確認します。

(注1)運転上の制限:保安規定において、多重の安全機能を確保するため、予備も含めて動作可能な機器(ポンプ等)の必要台数等を定めているものです。一時的にこれを満足しない状態が発生すると、事業者は運転上の制限からの逸脱を宣言し、速やかに修理等の措置を行うことが求められます。なお、それらの措置を講ずれば、保安規定違反に該当するものでありません。

(注2)運転モード:加圧水型原子炉施設において、1次冷却材温度や制御棒の挿入状況等に応じ、原子炉の状態を区分したものです(全ての燃料が原子炉格納容器外にある場合は除く)。保安規定では、各設備等について、運転上の制限が適用される運転モードが規定されています。

お問い合わせ先

原子力規制庁
安全規制管理官(PWR担当)付
安全規制管理官:市村、企画調査官:吉野
担当:菊川、熊谷
電話(直通):03-5114-2113
電話(代表):03-3581-3352
会議・面談等
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