成田国際空港（株）から放射性同位元素の所在不明について報告を受理

原子力規制委員会は、本日（10日）、成田国際空港株式会社から放射性同位元素の所在不明について、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律第31条の2の規定に基づく法令報告事象に該当するとの報告を受けました。

1．成田国際空港株式会社からの報告内容

本日（10日）、成田国際空港株式会社（千葉県成田市）から、密封線源（ニッケル63）を内蔵した爆発物検出装置の部品が所在不明となったことから、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律第31条の2の規定に基づく法令報告事象に該当するとの報告がありました。
成田国際空港株式会社からの報告の概要は別紙のとおりです。

2．所在不明の放射性同位元素

密封線源（ニッケル63）１個（555メガベクレル）＜別添図参照＞

3．原子力規制委員会の対応

本件に係る報告を受けて、成田国際空港株式会社に対し、引き続き線源が内蔵された当該部品の捜索を行うよう指示するとともに、今後、成田国際空港株式会社が行う原因究明及び再発防止策について確認していきます。
なお、当該部品を発見された方は、直接触れずに、最寄りの警察署又は以下の電話番号に連絡ください。

成田国際空港株式会社　施設保全部情報通信グループ　電話：

0476-34-5685
0476-34-5110

原子力規制庁　長官官房　総務課　事故対処室　電話：

03-5114-2121